9月29日(木) クライマックスシリーズ先日、横浜ベイスターズが初のクライマックスシリーズ進出を決めた。 なんでも12球団でクライマックスシリーズに進出したことないのは横浜だけだったという。 横浜大洋ファンになってから今年でちょうど30周年の私にとってはうれしいことではあるが、 そもそもクライマックスシリーズそのものに疑問と違和感を覚える。今年で言えば、広島があんなに独走して優勝を決めたのに、勝率5割そこそこの巨人や横浜に日本シリーズを持っていかれる可能性もあるのだ。 1年間の苦労はなんだったのか? シーズン中だって、最下位のチームが首位のチームに3連戦で勝ち越すなんてことは決して珍しくもないのに。 多少のアドバンテージがあったとしても、そのときの調子次第でどうにでもなってしまうような短期決戦で決めてしまうなんて理不尽だ。 30球団もあるアメリカ大リーグでは勝率の高い2位チームも含めたプレーオフが必要なのはわかるが、 12球団しかない日本のプロ野球でプレーオフは必要ないだろう。 ファンあってのプロ野球とはよく言う。クライマックスシリーズができてから消化試合はほとんどなくなり、 シーズン終盤まで多くのファンで盛り上がっている状況になったのかもしれない。 しかしそれ以前にスポーツは公平な状況で行われなければならないと思う。 1年間の結果を重視し尊重すべきではないのか。 これでは最終問題で一発逆転の安っぽいクイズ番組と同じではないか。 とはいえ、現在のルールに則って全力でプレーするチームや選手達に非はない。 横浜ベイスターズには全力でがんばってほしい。 |