セナ映画の感想



・ピットでメカニックと話している様子や、レース前のブリーフィングの模様等、 今まで未公開の映像(もしくはほとんど公開されていない映像)が多く使われていて、 セナファンにとっても興味深く見ごたえがあった。

・全体的に、セナのドライビング映像をもう少しでも紹介してほしかった。予選での限界の速さや決勝レースでのギリギリの攻防など。

・84年モナコGPで、優勝できなかった悔しさをもっと強調した方がセナの気持ちに即していたように思える。

・日本人としてはホンダとの出会いやその後の信頼関係を紹介してほしかった。 ちなみに87年のキャメルイエローのマシンは映像として全く出てこなかったと記憶している。

・プロストとの確執の場面では、88年ポルトガルGPや89年サンマリノGP等のエピソードや映像を紹介してほしかった。

・90年日本GPの第1コーナーのプロストとの接触事故について、 その背景にあったPPの位置をめぐる問題をしっかりと説明・紹介していてわかりやすくよかった。

・92~93年、ハイテク武装した最強ウイリアムズに人間業で対抗するセナの超絶ドライビングテクニックを紹介してほしかった。 92年モナコGPや93年ヨーロッパGPなど。

・94年について、ウイリアムズのマシンの不安定さ、 またベネトンのマシンのトラクションコントロール疑惑等をしっかり説明していたのでよかった。

・プロストと最後は和解するところをもっと強調してほしかった。 94年サンマリノGP朝のウォームアップ走行時に無線でプロストへ語りかけるシーンも紹介してほしかった。

・セナが社会奉仕活動にも熱心で、セナ財団の活動をもっと具体的に紹介してほしかった。

・最後のエンドロールの映像は、レースの名場面やプライベート映像が感動的に流れてよかった。


【その他】
・91年ブラジルGP決勝は「3月21日」になっていた。正しくは「3月24日」。
・91年日本GP決勝は「10月19日」になっていた。正しくは「10月20日」。
・字幕が白く、背景が白っぽいと文字が見づらかった。


【おことわり】
・映画を観た記憶を頼りに記載しています。記憶違いの場合はご了承ください。
・2度目、3度目と観て新たに気付いたことや感想が変わったときは随時更新させていただきます。



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