あれから18年…新たなセナに出会えるように…



あの日から18年…日本ではちょうどゴールデンウィーク真っ只中だが、 私にとってゴールデンウィークはあまり良い印象はない。特に94年以降は…。

今年で没後18年、生誕52年…セナに関してキリのよい数字はなく今年は大々的なイベント等はないようだが、 それでもこの1年でセナ関連の書籍や雑誌での特集等が何度か見られた。 相変わらずのセナ人気を感じずにはいられない。

そしてセナが亡くなってから18年後の2012年シーズンのF1には、アイルトン・セナの甥、 ブルーノ・セナがあのウイリアムズ・ルノーで好走を見せている。 マシンのカラーリングのパターンが18年前のロスマンズカラーにどことなく似ている。 「セナ+ウイリアムズ・ルノー」というとあまり良い印象を持っていない方も少なくないと思うが、 ブルーノにはそんな「負のイメージ」を払拭してほしい。

今年はブルーノの活躍を期待しつつ、アイルトンの想い出にゆっくりと浸っていきたい。 特別な年でもなく記念日でもないそんな日に、自分のペースで静かに当時の映像を見たり本を読んだり…。

あれから18年、当時15歳だった私も今年でセナが亡くなった34歳になる。 今だから感じることができるセナに出会えるかもしれないから。



2012年5月1日 異国の一人のセナファンより



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