セナF1決勝データ



チーム
出走
優勝
2位
3位
4位
5位
6位
7位~
リタイア
FL
1984
トールマン・ハート
14
0
1
2
0
0
2
1
8
1
1985
ロータス・ルノー
16
2
2
2
0
0
0
3
7
3
1986
ロータス・ルノー
16
2
4
2
1
1
0
0
6
0
1987
ロータス・ホンダ
16
2
4
2
1
2
0
1
3
3
1988
マクラーレン・ホンダ
16
8
3
0
1
0
1
1
1
3
1989
マクラーレン・ホンダ
16
6
1
0
0
0
0
2
6
3
1990
マクラーレン・ホンダ
16
6
2
3
0
0
0
1
4
2
1991
マクラーレン・ホンダ
16
7
3
2
1
1
0
1
1
2
1992
マクラーレン・ホンダ
16
3
1
3
0
1
0
1
7
1
1993
マクラーレン・フォード
16
5
2
0
3
1
0
1
4
1
1994
ウイリアムズ・ルノー
3
0
0
0
0
0
0
0
3
0
161
41
23
16
7
6
3
12
50
19
25.5%
14.3%
9.9%
4.3%
3.7%
1.9%
 
31.1%
11.8%


・上記以外に、87年オーストラリアGP(ブレーキ冷却ダクト違反)、 88年ブラジルGP(スペアカー使用違反)、 89年日本GP(シケイン不通過)で3度の失格がある。

・7位以下12回のうち7回はレース終盤にマシンストップによる完走扱い。 ロータスに移籍した85年以降、トラブル等がなく普通に完走して入賞圏外の7位以下だったことは極めて少ない。 それほどセナは常に安定した速さ・強さを発揮していたことになる。

・リタイア50回というには少し多いように感じるかもしれないが、 これはセナの活躍した時代がターボ時代からハイテク時代へと新しい技術が次々と導入され、 それに伴いメカニカルトラブルが多発したためと思われる。 セナの単独ミスによるリタイアは少ない。

・セナのライバルでほぼ同時期を過ごしたプロストは、199戦51勝(25.6%)、55リタイア(27.6%)。 相対的にセナは「優勝orリタイア型」、プロストは「確実入賞完走型」と評されることが多いが、 実際には優勝率、完走率ともに大差はない。

・プロストの他にもセナと同時期を戦ったライバルには、ピケ、マンセルなどのチャンピオン経験者、 ベルガーやパトレーゼなどの強力なドライバーが大勢いた。 優勝やチャンピオンは分散されたが、その分だけレースの価値は高かったように感じる。 その中で勝ち上がっていったセナには真の強さがあったように思える。



TOPへもどる