新しいプログラムのアクティブ・サスペンションが功を奏し、金曜日は良好のマシンバランスが得られ2番手のタイム。
しかしこれからという時に第2シケインでマシン底を壊してしまい、タイムアップはならず。
土曜日は雨のため1度もアタックできず、金曜の暫定順位がそのままスターティング・グリッドになった。 スタートでトップに立ったセナだったが、すぐにマンセル(ウイリアムズ)に、 2周目にはプロスト(マクラーレン)、3周目にはピケ(ウイリアムズ)にかわされ4位を走行。 ストレートが長くエンジンサーキットではあるが、同じホンダエンジンを使うウイリアムズとの比較から、 ロータスのシャシーはホンダパワーを生かしきれていないことを改めて露呈してしまう。 中盤以降は通常のタイヤ交換に加え、強いアンダーステアを打開するためにノーズも交換し、 さらにアクティブサスのチェックのため合計3回ものピットインを余儀なくされた。 終盤はアクティブサスにトラブルが生じ、シャシーを引きずりながら走行。 プロストのトラブルなどにも助けられ、首位ピケに周回遅れの3位でフィニッシュした。 |
ドライバー |
チーム |
タイム・備考 |
|
PP |
ナイジェル・マンセル | ウイリアムズ・ホンダ | 1'42"616 |
2位 |
アイルトン・セナ | ロータス・ホンダ | 1'42"873 |
3位 |
アラン・プロスト | マクラーレン・TAGポルシェ | 1'43"202 |
4位 |
ネルソン・ピケ | ウイリアムズ・ホンダ | 1'43"705 |
5位 |
ミケーレ・アルボレート | フェラーリ | 1'43"921 |
6位 |
テイリー・ブーツェン | ベネトン・フォード | 1'45"066 |
ドライバー |
チーム |
タイム・備考 |
|
優勝 |
ネルソン・ピケ | ウイリアムズ・ホンダ | 1゚21'25"091 |
2位 |
ステファン・ヨハンソン | マクラーレン・TAGポルシェ | 1゚23'04"682 |
3位 |
アイルトン・セナ | ロータス・ホンダ | 1Lap |
4位 |
フィリップ・ストレイフ | ティレル・フォード | 1Lap |
5位 |
ジョナサン・パーマー | ティレル・フォード | 1Lap |
6位 |
フィリップ・アリオー | ローラ・フォード | 2Laps |
FL |
ナイジェル・マンセル | ウイリアムズ・ホンダ | 1'45"716 |