ロータス 97T ルノー
セナは上位チームのロータスへ移籍した。 そして早くも2戦目、通算16戦目で初PP、初優勝を成し遂げる。 ロータスはトラブルに見舞われることが多かったが、ハンドリングが非常によく、 また雨などの特異なコンディションではセナの腕が光った。 結局この年、7PP、2勝を記録し、次代のチャンピオン候補の地位を固めた。 チームメイトで本来はロータスのエースのはずだったデ・アンジェリスを完全に凌駕し 翌年以降、セナがチームの実権を握るようになる。 |
RD |
GP |
サーキット |
予選 |
決勝 |
備考 |
1 |
ブラジル |
ジャカレパガ |
4位 |
リタイア |
電気系トラブル |
2 |
ポルトガル |
エストリル |
PP |
優勝 |
FL、全周回1位で初勝利 |
3 |
サンマリノ |
イモラ |
PP |
7位 |
ガス欠で後退 |
4 |
モナコ |
モンテカルロ市街地 |
PP |
リタイア |
エンジントラブル |
5 |
カナダ |
ジル・ビルヌーブ |
2位 |
16位 |
FL、ターボブースト低下 |
6 |
アメリカ |
デトロイト |
PP |
リタイア |
FL、アクシデント |
7 |
フランス |
ポールリカール |
2位 |
リタイア |
エンジンブローで自身のオイルでクラッシュ |
8 |
イギリス |
シルバーストン |
4位 |
10位 |
終盤ミスファイヤ、ガス欠で完走扱い |
9 |
ドイツ |
ニュルブルクリンク |
5位 |
リタイア |
ドライブシャフトトラブル |
10 |
オーストリア |
エステルライヒリンク |
14位 |
2位 |
脅威の追い上げで2位 |
11 |
オランダ |
ザンドフールト |
4位 |
3位 |
マクラーレン2台から大差の3位 |
12 |
イタリア |
モンツァ |
PP |
3位 |
ラウダ、デ・アンジェリス、ピケらと攻防 |
13 |
ベルギー |
スパ・フランコルシャン |
2位 |
優勝 |
ウエットレースを的確な判断で制す |
14 |
ヨーロッパ |
ブランズハッチ |
PP |
2位 |
マンセル初優勝、プロスト初王座 |
15 |
南アフリカ |
キャラミ |
4位 |
リタイア |
エンジントラブル |
16 |
オーストラリア |
アデレード |
PP |
リタイア |
エンジントラブル |