1992年 屈辱の貴公子

マクラーレン・ホンダ
シリーズ4位(50点)、優勝3回、PP1回、FL1回


マクラーレン MP4/6B ホンダ(第1戦・第2戦)
マクラーレン MP4/7A ホンダ(第3戦~)

ファンジオに次ぐ3年連続4回目のチャンピオンが期待されたこの年。 しかし、前年抜群の空力性能とトータルパッケージでセナを脅かしたウイリアムズのマシンが、 さらにアクティブサスペンションなどで進化した。 セナは3勝、50ポイント、シリーズ4位と、数字的にはマクラーレン入りしてから最低の成績だったが、 この1992年と翌1993年は、セナのドライビングそのものは非常に完成度が高かったといえる。 圧倒的なウイリアムズに対して、モナコでのマンセルとの死闘、ドイツでのパトレーゼとの攻防や、 雨の中、スリックタイヤでマシンを完璧にコントロールしたベルギーなど、 数字では表現できない多くの感動を与えてくれた。

RD
GP
サーキット
予選
決勝
備考
キャラミ
2位
3位
ウイリアムズ勢に全く歯が立たず
エルマノス・ロドリゲス
6位
リタイア
トランスミッション、予選で大クラッシュ
インテルラゴス
3位
リタイア
MP4/7A投入も電気系トラブル
カタロニア
3位
9位
終盤スピン、完走扱い
イモラ
3位
3位
レース後疲労で表彰台に上がれず
モンテカルロ市街地
3位
優勝
マンセルと歴史に残るドックファイト
ジル・ビルヌーブ
PP
リタイア
1位走行中電気系トラブル
マニクール
3位
リタイア
1周目シューマッハーに追突される
シルバーストン
3位
リタイア
ギアボックス、ブランドルとバトル
10
ホッケンハイムリンク
3位
2位
タイヤ無交換作戦、パトレーゼと好バトル
11
ハンガロリンク
3位
優勝
的確な判断で2勝目、マンセル初王座
12
スパ・フランコルシャン
2位
5位
ギャンブル失敗 シューマッハー初優勝
13
モンツァ
2位
優勝
セナ+ホンダ、最後の優勝
14
エストリル
3位
3位
FL、4度のピットストップ
15
鈴鹿
3位
リタイア
エンジントラブル
16
アデレード
2位
リタイア
マンセル急減速で追突



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