1988年 涙の初王座

マクラーレン・ホンダ
シリーズチャンピオン(有効90点 総94点)、優勝8回、PP13回、FL3回


マクラーレン MP4/4 ホンダ

チャンピオンを取るために、F1界の頂点に立つためにセナはマクラーレンに移籍した。 チームメートは、このときすでに通算最多勝、2度のチャンピオン、頭脳的なレース運びで 「プロフェッサー」と呼ばれるアラン・プロスト。 2人は異次元のバトルを繰り広げる。 序盤戦、予選では明らかにセナに軍配が上がったが、決勝ではプロストがしたたかに勝ち、 「速いセナ、強いプロスト」と言われた。セナはモナコでの単独クラッシュをきっかけに、 1周の速さだけでなく、レース全体を安定して走りきることを学び、教訓とする。 中盤以降怒涛の快進撃が続き、日本GPではスタートで出遅れるも必死の追い上げでプロストをパス、 F1界の頂点に立った。

RD
GP
サーキット
予選
決勝
備考
ネルソン・ピケ
PP
失格
スペアカー交換で規則違反
イモラ
PP
優勝
マクラーレンで初勝利
モンテカルロ市街地
PP
リタイア
FL、1位走行中単独クラッシュ
エルマノス・ロドリゲス
PP
2位
スタートでプロストとピケに先行される
ジル・ビルヌーブ
PP
優勝
FL、プロストを逆転し勝利
デトロイト
PP
優勝
デトロイト3連勝
ポールリカール
2位
2位
地元でプロストの気合が上回る
シルバーストン
3位
優勝
通算10勝目
ホッケンハイムリンク
PP
優勝
2戦連続の雨レース勝利
10
ハンガロリンク
PP
優勝
プロストに競り勝つ
11
スパ・フランコルシャン
PP
優勝
4連勝でポイントリーダー
12
モンツァ
PP
10位
周回遅れと接触
13
エストリル
2位
6位
プロストへの幅寄せ事件
14
へレス
PP
4位
プロスト再びポイントリーダー
15
鈴鹿
PP
優勝
FL、涙の初王座
16
アデレード
PP
2位
ギアボックス不調で2位に甘んじる



TOPへもどる