マクラーレン MP4/4 ホンダ
チャンピオンを取るために、F1界の頂点に立つためにセナはマクラーレンに移籍した。 チームメートは、このときすでに通算最多勝、2度のチャンピオン、頭脳的なレース運びで 「プロフェッサー」と呼ばれるアラン・プロスト。 2人は異次元のバトルを繰り広げる。 序盤戦、予選では明らかにセナに軍配が上がったが、決勝ではプロストがしたたかに勝ち、 「速いセナ、強いプロスト」と言われた。セナはモナコでの単独クラッシュをきっかけに、 1周の速さだけでなく、レース全体を安定して走りきることを学び、教訓とする。 中盤以降怒涛の快進撃が続き、日本GPではスタートで出遅れるも必死の追い上げでプロストをパス、 F1界の頂点に立った。 |
RD |
GP |
サーキット |
予選 |
決勝 |
備考 |
1 |
ブラジル |
ネルソン・ピケ |
PP |
失格 |
スペアカー交換で規則違反 |
2 |
サンマリノ |
イモラ |
PP |
優勝 |
マクラーレンで初勝利 |
3 |
モナコ |
モンテカルロ市街地 |
PP |
リタイア |
FL、1位走行中単独クラッシュ |
4 |
メキシコ |
エルマノス・ロドリゲス |
PP |
2位 |
スタートでプロストとピケに先行される |
5 |
カナダ |
ジル・ビルヌーブ |
PP |
優勝 |
FL、プロストを逆転し勝利 |
6 |
アメリカ |
デトロイト |
PP |
優勝 |
デトロイト3連勝 |
7 |
フランス |
ポールリカール |
2位 |
2位 |
地元でプロストの気合が上回る |
8 |
イギリス |
シルバーストン |
3位 |
優勝 |
通算10勝目 |
9 |
ドイツ |
ホッケンハイムリンク |
PP |
優勝 |
2戦連続の雨レース勝利 |
10 |
ハンガリー |
ハンガロリンク |
PP |
優勝 |
プロストに競り勝つ |
11 |
ベルギー |
スパ・フランコルシャン |
PP |
優勝 |
4連勝でポイントリーダー |
12 |
イタリア |
モンツァ |
PP |
10位 |
周回遅れと接触 |
13 |
ポルトガル |
エストリル |
2位 |
6位 |
プロストへの幅寄せ事件 |
14 |
スペイン |
へレス |
PP |
4位 |
プロスト再びポイントリーダー |
15 |
日本 |
鈴鹿 |
PP |
優勝 |
FL、涙の初王座 |
16 |
オーストラリア |
アデレード |
PP |
2位 |
ギアボックス不調で2位に甘んじる |