1984年 衝撃のF1デビュー

トールマン・ハート
シリーズ9位(13点)、最高位2位、FL1回


トールマン TG183B ハート(第1戦~第4戦)
トールマン TG184 ハート(第5戦~)

イギリスF3を圧倒的な速さで制した脅威の新人がついにF1デビューの時を迎えた。 ウイリアムズ、マクラーレン、ブラバムといったトップチームからのオファーもあったが、 1年目はできるだけプレッシャーの無い環境でF1を学ぶためにあえて中堅チームのトールマンに加わった。 戦闘力の劣るマシンながら、早くもデビュー2戦目で初入賞、 雨のモナコGPでラウダなどの強豪をかわし2位表彰台を獲得するなど、新人らしからぬ走りを見せる。 マシンもレースを追うごとに改良。 最終戦ではあわやPP獲得というところまできて、セナのマシン開発力も非常に高かったといえる。 翌年以降の華々しい活躍を予感させるに十分な1年目であった。

RD
GP
サーキット
予選
決勝
備考
ジャカレパガ
16位
リタイア
ターボトラブル
キャラミ
13位
6位
初入賞 レース後、疲労のため車内で気絶
ゾルダー
19位
6位
7位完走もティレル規則違反で繰上げ入賞
イモラ
28位
タイヤメーカーとのトラブルなどで予選落ち
ディジョン
13位
リタイア
ターボトラブル
モンテカルロ市街地
13位
2位
FL、猛追も大雨のため31周赤旗終了
ジル・ビルヌーブ
9位
7位
後半失速で入賞逃がす
デトロイト
7位
リタイア
クラッシュ
ダラス
6位
リタイア
ドライブシャフトトラブル
10
ブランズハッチ
7位
3位
2度目の表彰台
11
ホッケンハイム
9位
リタイア
リアウイング脱落
12
エステルライヒリンク
10位
リタイア
エンジン・油圧トラブル
13
ザントフールト
13位
リタイア
エンジン、ロータス移籍発表
14
モンツァ
契約違反のため走れず
15
ニュルブルクリンク
12位
リタイア
1コーナー、自ら?アクシデントを招く
16
エストリル
3位
3位
マンセル脱落でマクラーレン勢に次ぐ3位



その他のレース

レース
サーキット
予選
決勝
備考
セレブリティレース
ニュルブルクリンク
優勝
多くのF1王座を抑え優勝
SWC 第4戦
ニュルブルクリンク
9位
8位
ヨハンソン、ペスカローロと共に参戦



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