トールマン TG183B ハート(第1戦~第4戦)
トールマン TG184 ハート(第5戦~)
イギリスF3を圧倒的な速さで制した脅威の新人がついにF1デビューの時を迎えた。 ウイリアムズ、マクラーレン、ブラバムといったトップチームからのオファーもあったが、 1年目はできるだけプレッシャーの無い環境でF1を学ぶためにあえて中堅チームのトールマンに加わった。 戦闘力の劣るマシンながら、早くもデビュー2戦目で初入賞、 雨のモナコGPでラウダなどの強豪をかわし2位表彰台を獲得するなど、新人らしからぬ走りを見せる。 マシンもレースを追うごとに改良。 最終戦ではあわやPP獲得というところまできて、セナのマシン開発力も非常に高かったといえる。 翌年以降の華々しい活躍を予感させるに十分な1年目であった。 |
RD |
GP |
サーキット |
予選 |
決勝 |
備考 |
1 |
ブラジル |
ジャカレパガ |
16位 |
リタイア |
ターボトラブル |
2 |
南アフリカ |
キャラミ |
13位 |
6位 |
初入賞 レース後、疲労のため車内で気絶 |
3 |
ベルギー |
ゾルダー |
19位 |
6位 |
7位完走もティレル規則違反で繰上げ入賞 |
4 |
サンマリノ |
イモラ |
28位 |
― |
タイヤメーカーとのトラブルなどで予選落ち |
5 |
フランス |
ディジョン |
13位 |
リタイア |
ターボトラブル |
6 |
モナコ |
モンテカルロ市街地 |
13位 |
2位 |
FL、猛追も大雨のため31周赤旗終了 |
7 |
カナダ |
ジル・ビルヌーブ |
9位 |
7位 |
後半失速で入賞逃がす |
8 |
アメリカ東 |
デトロイト |
7位 |
リタイア |
クラッシュ |
9 |
アメリカ |
ダラス |
6位 |
リタイア |
ドライブシャフトトラブル |
10 |
イギリス |
ブランズハッチ |
7位 |
3位 |
2度目の表彰台 |
11 |
ドイツ |
ホッケンハイム |
9位 |
リタイア |
リアウイング脱落 |
12 |
オーストリア |
エステルライヒリンク |
10位 |
リタイア |
エンジン・油圧トラブル |
13 |
オランダ |
ザントフールト |
13位 |
リタイア |
エンジン、ロータス移籍発表 |
14 |
イタリア |
モンツァ |
― |
― |
契約違反のため走れず |
15 |
ヨーロッパ |
ニュルブルクリンク |
12位 |
リタイア |
1コーナー、自ら?アクシデントを招く |
16 |
ポルトガル |
エストリル |
3位 |
3位 |
マンセル脱落でマクラーレン勢に次ぐ3位 |
レース |
サーキット |
予選 |
決勝 |
備考 |
セレブリティレース |
ニュルブルクリンク |
― |
優勝 |
多くのF1王座を抑え優勝 |
SWC 第4戦 |
ニュルブルクリンク |
9位 |
8位 |
ヨハンソン、ペスカローロと共に参戦 |