ロータス 99T ホンダ
ロータスはセナの希望でホンダエンジンを獲得。ホンダと共に中嶋悟をチームメイトに迎える。 しかし、この年に搭載したアクティブサスペンションはまだ開発段階で、 非常に重いシャシーとなってしまった。 ロータスのアクティブサスペンションは理論通りに作動すれば かなりの武器になるはずだったが、逆にその重さから 動きの鈍いマシンになってしまった。同じホンダエンジンを積んだウイリアムズには、 全く歯が立たなかったが、公道コースなど、ドライバーの腕が試されるコースでは セナのドライビングが光った。ちなみにこの年からフジテレビのF1全戦中継が始まり、 少しづつ日本にF1が浸透していった。 |
RD |
GP |
サーキット |
予選 |
決勝 |
備考 |
1 |
ブラジル |
ジャカレパガ |
3位 |
リタイア |
エンジントラブル |
2 |
サンマリノ |
イモラ |
PP |
2位 |
この年唯一のPP、ホンダで初入賞 |
3 |
ベルギー |
スパ・フランコルシャン |
3位 |
リタイア |
マンセルと接触、殴り合い |
4 |
モナコ |
モンテカルロ市街地 |
2位 |
優勝 |
FL、モナコ初優勝 |
5 |
アメリカ |
デトロイト |
2位 |
優勝 |
FL、公道コースで連勝 |
6 |
フランス |
ポールリカール |
3位 |
4位 |
ウイリアムズ、マクラーレンについていけず |
7 |
イギリス |
シルバーストン |
3位 |
3位 |
ホンダ1-2-3-4フィニッシュ |
8 |
ドイツ |
ホッケンハイムリンク |
2位 |
3位 |
アンダーステア、アクティブサストラブル |
9 |
ハンガリー |
ハンガロリンク |
6位 |
2位 |
1位マンセル脱落で2位 |
10 |
オーストリア |
エステルライヒリンク |
7位 |
5位 |
最終周プロストスローダウンで5位 |
11 |
イタリア |
モンツァ |
4位 |
2位 |
FL、終盤にコースアウト |
12 |
ポルトガル |
エストリル |
5位 |
7位 |
スロットルトラブルで周回遅れ |
13 |
スペイン |
へレス |
5位 |
5位 |
タイヤ無交換作戦も終盤厳しく |
14 |
メキシコ |
エルマノス・ロドリゲス |
7位 |
リタイア |
クラッチトラブルからスピン |
15 |
日本 |
鈴鹿 |
7位 |
2位 |
ピケを抑えホンダ勢最高位 |
16 |
オーストラリア |
アデレード |
4位 |
失格 |
ブレーキ冷却ダクトの規則違反 |