1989年 確執の果てに

マクラーレン・ホンダ
シリーズ2位(60点)、優勝6回、PP13回、FL3回


マクラーレン MP4/5 ホンダ

この年からターボエンジンが禁止され、3500cc自然吸気型エンジンに統一された。 それでもホンダは絶対的パワーに優れていて、マクラーレン中心にレースは動いた。 前年はセナもプロストもチームメイトとしてレースしていたが、第3戦サンマリノGPでの セナの紳士協定違反から2人の関係は悪化する。 そしてプロストとの確執は、鈴鹿のシケインで決着がつく。 セナは相変わらずの速さで予選ではプロストを圧倒したが、 中盤戦でのマシントラブル、そしてポルトガルGPでの マンセル黒旗無視接触事件など決勝でのリタイアの多さが響いた。

RD
GP
サーキット
予選
決勝
備考
ネルソン・ピケ
PP
11位
ベルガーとクラッシュ
イモラ
PP
優勝
紳士協定違反でプロストと確執激化
モンテカルロ市街地
PP
優勝
前年の借りを返す
エルマノス・ロドリゲス
PP
優勝
タイヤチョイスに成功
フェニックス
PP
リタイア
FL、電気系トラブル
ジル・ビルヌーブ
2位
7位
1位走行中の終盤にエンジントラブル
ポールリカール
2位
リタイア
ディファレンシャルトラブルで0周リタイア
シルバーストン
PP
リタイア
ミッショントラブルでスピンオフ
ホッケンハイムリンク
PP
優勝
FL、今度はプロストにトラブル
10
ハンガロリンク
2位
2位
周回遅れ処理でマンセルに抜かれる
11
スパ・フランコルシャン
PP
優勝
ホンダF1通算50勝
12
モンツァ
PP
リタイア
エンジントラブル
13
エストリル
PP
リタイア
失格のマンセルに追突される
14
へレス
PP
優勝
FL、全周回1位、王座へ望みをつなぐ、通算20勝目
15
鈴鹿
PP
失格
プロストと接触、シケイン不通過で失格
16
アデレード
PP
リタイア
ブランドルに追突



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