1990年 三たびセナ・プロ決戦

マクラーレン・ホンダ
シリーズチャンピオン(78点)、優勝6回、PP10回、FL2回


マクラーレン MP4/5B ホンダ

フェラーリへ移籍したプロストと入れ替わって、フェラーリからベルガーがセナのチームメイトとして招かれた。 以後セナとベルガーはチームメイトを超えた、数少ない親友として行動を共にすることになる。 マクラーレンは、ホンダエンジンこそ最強だったが、シャシー性能に難あり。逆に抜群の安定感があるフェラーリ・プロストが ひたひたとセナの背後に迫る。 決戦の場はまたしても鈴鹿。結果的に2人は接触する形で雌雄を決した。 賛否両論あるが、この2人の対決は、ただチャンピオンになることよりも、もっと深いものが 根底にあるような気がする。お互いの意地と名誉とすべてをかけて真正面からぶつかり合う。 この緊張感は今日のF1では味わうことはできない。

RD
GP
サーキット
予選
決勝
備考
フェニックス
5位
優勝
アレジと大バトル
インテルラゴス
PP
3位
周回遅れの中嶋と接触
イモラ
PP
リタイア
ホイールトラブル
モンテカルロ市街地
PP
優勝
FL、2度のスタートも無難にこなす、全周回1位
ジル・ビルニューブ
PP
優勝
ベルガー、フライングでペナルティ
エルマノス・ロドリゲス
3位
20位
終盤タイヤバースト
ポール・リカール
3位
3位
タイヤ交換時にトラブル、タイムロス
シルバーストーン
2位
3位
スピン、ハンドリングに問題
ホッケンハイムリンク
PP
優勝
ドイツ3連覇
10
ハンガロリンク
4位
2位
ナニーニと接触
11
スパ・フランコルシャン
PP
優勝
スパ3連勝
12
モンツァ
PP
優勝
FL、全周回1位の完全勝利 プロストと握手
13
エストリル
3位
2位
終盤、赤旗で終了
14
へレス
PP
リタイア
ラジエタ―破損、通算50PP
15
鈴鹿
PP
リタイア
プロストと接触、2度目の王座獲得
16
アデレード
PP
リタイア
ギアボックストラブルでコースオフ



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